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日食観望:佐多岬/田浦

日食を見に行ってきた。

まず、鹿児島の最南端、佐多岬で日食を見ようと計画した。佐多岬は食分0.98(全体の98%が欠ける)で、皆既にはならないが地続きの範囲内では最大の食分となる。皆既になるのとならないのでは大きな違いではある(らしい;見たこと無いし)が、かといって皆既帯の中まで行くことも出来なかったので、可能な範囲内の最大を目指してみた。


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現地到着は当日の午前2時。到着した時には、既に40台を超える車がゲート前に並んでおり、ゲートの開門時間を待っていた。自分たちも最後尾に並び、空を見上げる。湿度は非常に高く、うっすら霧がかかっていたが、一応明るい星を見る事が出来た。ひとまずそのまま待機。

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移動するなら5時くらいがタイムリミットと考えていたため、午前5時まで待って再検討を行う。その時点では現地は雨で、多少雷もあるらしい。この日のために準備しておいたデータカードを使ってネットに繋ぎ、天気予報や天気図、ひまわり画像をチェックして検討した。ひまわり画像によると、天候は北西から回復するが、鹿児島では難しそうだった。このまま残って佐多岬の行く末を見るのもなかなか面白いとは思ったものの、今回はもともと皆既ではなく、可能な限り最大の部分食を見に来た訳だから、見れることを優先しようと言うことで、北に向かって移動することに決定。

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佐多岬出発の時には、車列は80台以上に延びており、帰路でもたくさんの車とすれ違った。もちろん、もし見れるなら佐多岬がベストなので後ろ髪を引かれる思いだったが、今回は単純に可能性だけを評価することにして、北西に走る。

移動中もひまわり画像とにらめっこしつつ、およその行き先を決めていった。北に行き過ぎると食分を犠牲にするので、晴れるぎりぎりを目指したい。天候は北西から変わるので、北に行くだけでなく西にも移動し、熊本の海岸側が良いだろうと判断。気象庁による熊本の天気予報はさんざんだったが、衛星画像でもその辺はちょうど晴れそうだったので、予報を無視してとにかく行ってみることに。

結局は田浦の「御立岬公園」に行き着いた。

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到着時点では薄曇りで、太陽は見れたり見れなかったり。ただ、雲は流れていて、太陽もたまに顔を出しているし、今後さらに回復すると予想されたので、そのまま留まった。結果的には無事回復していったので、ほぼ全課程を観察出来た。

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食分が0.8を超えた頃から、周囲はうっすら薄暗くなり、体感温度も若干下がったように感じる。多分実際の気温の変化はさほどではなく、太陽からの赤外線が減ったためにそう感じるのだと思われる。空も不思議な色になってきた。鈴虫が鳴いてツバメがえさを採りまくっていた。夕方のような雰囲気だ。

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最大食の頃の太陽。もともとGX200しか持って行っていなくて、投影像で撮ろうと思っていたのだけれど、テレ端(35mm版換算で72mm)でもなんとか欠けている様子が分かるということに気づく。これならテレコンとND用意しておけば良かった…。いい具合に雲が被るタイミングがあるので、それを狙って撮ってみた。

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やや露出オーバー。これが最大付近なのだけれどちょっと太っている。太陽は難しいなぁ。

ビクセンの眼視用日食グラスをレンズ前に当てても撮れるっぽい。露出時間がちょっと長くなるので三脚に載せて。

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コンパクトデジカメでも撮れるのか。コンデジをなめてた。ちゃんと準備しておけばもうちょっとマシなものが撮れたかも。次回は頑張ろう。(しかし次回は一眼であってほしい。)

おなじみ?木漏れ日。最大の頃はどうにも太陽が暗すぎてよくわからない。が、どうも自分には写っているらしいことに気づいた。

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つまり白いスクリーンが必要なのかと気付き、ちょっと最大食より太ったが紙を並べて試してみる。

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てな具合で無事見る事が出来ました。食分0.94程度だったけれど、十分欠けてた。しかしやっぱりばっちり皆既が見てみたいなぁ。

ちなみに、日食だけのために行った訳ではなくて、途中でいろいろ寄り道しました。

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