風の邦、星の渚

中世でファーストコンタクト、と来るとどうしても「異星人の郷」と比較したくなるが、方向性が大きく違う。別にファーストコンタクト自体はテーマではないようだし、そもそも問題にもなっていない。それよりも町作りものというか、「復活の地」のような感じかなぁ。いや違うか。

時期やターゲットの問題もあるだろうが、小川一水の作品は読みやすすぎてコストパフォーマンスが悪い。野尻抱介程ではないにせよ。

風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記風の邦、星の渚 上―レーズスフェント興亡記 (角川春樹事務所 ハルキ文庫)