時の地図

まあ…SFではないね。うん。ハヤカワ的にも、SF枠ではないし。なんか微妙に苦戦したのはたぶんそのせい。

ストーリー的にも、なんだかもっと圧縮できたのではないか、とかは思ってしまった。 最後はSF的アイデアでまとめられるのだけれど、濃度は低い。そこを狙っていないのだろうから、当然でもあるけれど。

あのくらいの時代もののお話が好きであれば良いのかもしれない。

時の地図 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-1)時の地図 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 30-2)