ユニバーサルアクセスでプレゼンテーション
こういう記事を見ていると、他にも面白い小技がMacにはまだまだ隠されているような気がしてきますね。
白黒反転はユニバーサルアクセス。で、Apple Storeで見かけたのだけれど、ユニバーサルアクセスの意外な使い方として、プレゼンがある。
プレゼン中に、ここ拡大!とか思うことは多々あると思うのだけれど、そんな時にユニバーサルアクセス。(デフォルト*1では)コマンド+オプション+8で使える『ズーム機能』を使うと、ぐにっとズームする。
ズーム率はコマンド+オプション+イコール(=)/マイナス(ー)とかで出来る。(なんでイコールかというと、キーボード*2を見ると分かるのだけれど、プラス記号のシフトを押さない時がイコールなのだ。)ズームさせておいてからズーム機能をオフにしておけば、オンにした瞬間にもとのズーム率に戻るので、良いズーム率をあらかじめ準備しておくと良い。
小気味よくズーム出来るので、そういう機会がある人にはお勧めです。
追記
Mac OS X 10.4.8アップデートでちょっと挙動が変わった。のでその辺も解説しとく。
基本的なショートカットは変わらないが、『ユニバーサルアクセスのズーム機能をオンにした瞬間に既定のズーム率に戻る』の機能が無くなった。かわりに幾つか機能追加されている。
- コントロール+マウスホイールで任意のズーム率に変更可能。(ユニバーサルアクセスのズーム機能がオフでも。)
- 以前のように、ボタン一つで一気にズームしたい場合は…
- システム環境設定>ユニバーサルアクセスのズーム機能に『オプション…』設定が出来ているので、これの『最大拡大率』『最大縮小率』を設定する
- ズーム機能をオンにする
- この段階ではズームされない
- 拡大/縮小ショートカット(コマンド+オプション+プラス/マイナス)を押す
- 設定されたレベルまで一気に拡大/縮小する
てな具合で、準備の手間が少し増えたが、使い勝手的にはあんまり変わりない。
また、『拡大した時に画面イメージを移動する』オプションでは『ポインタが画面の橋に到達した時のみ移動する』オプションが増えていて、拡大しながら操作して説明というような用途では、画面が揺れない分より(プレゼンテーションに)使いやすくなっていると思う。
いや、もともとはプレゼンテーション用機能じゃないですよ。念のため。