バナナ剥きには最適の日々

何故か円城塔が並んだので(しかも前回が200日以上前でさらに読んだ順序からすれば道化師の蝶の方がだいぶ先だ!)、もう一つ並べておく。基本的に自分は文庫派(?)の人間でハードカバーの本を買わないのだが(持ち歩きにくくて…)、せっかく珍しい人が芥川賞を取ったので、記念の特権です。

で。円城塔は人によって好き嫌いがあるだろうから好みに任せれば良いと思うのだが、表題作が可愛い。可愛いので、表題作は読んでみて良いと思う。

ちなみに、円城塔を一冊読むのはちょっとアレで(自分は好きですけどね)、一作のために買うのもなぁという場合は、例えば 2010 年に出た 2009 年の年刊日本SF傑作選「量子回廊」(短編集)にも収録されているので、そう言う手もある。

バナナ剥きには最適の日々量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)