図書館戦争

ライトでさっくり読めてしまうが、本好きの人たちが喜んだ理由というのはわかる気がした。

本好きの人(≠本を読む人)たちって、決してマイノリティではないけれどかといって今どきマジョリティってわけでもなく、若干肩身の狭い思いもありつつ(それは自分がSF読みだからか?)、それでも本のない世界など想像も出来ないから、きっと本のために何かを投げ出せるような気持ちがある。というなんとも漠然としたところをすくい上げているのかなぁ、などと思った。

SF読み的には、要するに平行世界モノとして考えて(えー)、あの事件あたりであっち方向にかじ取りするとこうなるのかなー、なんてことを考えたりする。何でもSF的に考えるのはほとんど習性です。

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫)図書館危機 図書館戦争シリーズ3 (角川文庫)図書館革命 図書館戦争シリーズ4 (角川文庫)