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地雷 - 全宇宙を引き合いに出してしまう件について

もう2回目なので、表立って言わなければならない。プログラマに3回目はない。

全宇宙のはてなスターが100億個を突破しました - はてな広報ブログ

おめでとう。でも。

宇宙と言うのは、とても広いのである。だから人類にはまだ全然分からない事だらけだ。星の数ですらそう。宇宙は未知のフロンティアであり(以下数時間)

まぁ言いたいのは、全宇宙を引き合いに出すにはまだ時期尚早だと言うことだ。以下に、星=恒星と考えて、現在言われている数(の一説)をまとめてみた。

小マゼラン雲 2,000,000,000
はてなスター 10,000,000,000
大マゼラン雲 20,000,000,000
天の川銀河 200,000,000,000
アンドロメダ銀河 1,000,000,000,000
全宇宙 1,000,000,000,000,000,000,000,000?

我々天の川銀河の伴銀河、大マゼラン雲とは、もうちょっとで張り合えるかも知れない。だが、現在分かっている範囲でしか言えないけれども、全宇宙はオーダーが14桁ほど違うんだと言うのも分かって欲しい。

要するに「人間の感覚ではわからないくらい多い」で統一されているだけなのではないか。だがそんなふうに思考停止してはいけない。なので分かりやすく、人間に全体が把握出来るくらいに収めた場合はどのくらいになるかと考えてみよう。

例えば25mプールの水量がだいたい400tくらいだと仮定する*1。400tも人間にとっては多いが、25mプールは「見渡せる範囲」な感じもする。で、オーダーが14桁違うのだから、0を14個削ればいい。その前に0を削れるように単位を変えておく。400t = 400,000kg = ... = 400,000,000,000,000μg。つまりマイクログラム単位で考えればちょうど良い。

これを使って、件のタイトルを同じように表現すると、「25mプールの全水量に、4μgの水を追加しました」みたいな感じだ。

全宇宙を引き合いに出すにはまだ早い。先はまだまだ長いのだ。

全宇宙を引き合いに出すには

人類が例えば100億人になったとして、一人が毎日100個星を付けたら、一日1,000,000,000,000(10^12)個の星が付くので、およそ1,000,000,000,000(10^12)日 = 30億年弱(3*10^9年弱)で張り合えるようになる。地道な努力が必要だが、ちょうど良いことに太陽はまだ存在していそうだ。ただ、地球環境の変化はもっと大きなものになるだろうから、早めに宇宙進出し、より安全で恒久的な文明を構築していくことこそ、「全宇宙」を引き合いに出す為の第一歩と言えよう。

ヒートアップした弁明

別に揚げ足取りをしたいんじゃないんだけど、「全宇宙」とか言ってしまうのは、完全にaqlの地雷踏んでるんですよ。自分に向けてネタ振りされているとしか思えない。

前日にこそっとネタを振られたあげく、なんとなく予想はしてたんですがまたもやこれをやられてしまうと、もう黙っていられないのです。1回目もこらえ切れなくて、ブックマークとかに書いちゃったし、他のところにも(見えないように)書いてたんです。でもね。2回目だもの。プログラマは繰り返し作業を見つけたら即排除ですよ。

張り合ってるんじゃないのは分かります。はてなスターは今のところ地球ローカルなサービスなので、太陽系と書こうが銀河系と書こうが、正しいですよ。張り合ってるのは私ですよ、ええ。一方的に。

だって宇宙とか!もう!そこ踏まないでよ!他のたいていのことなら良いんですけれど、宇宙だけは、宇宙だけはひと言(ふた言み言…以下略)言わせてもらわないと気が済みません。

確かに「はてなスターには大マゼラン雲より多くの星があります!!!」とか言われても99%の人には伝わりませんよ。まあね。でもaqlには伝わる。マゼラン雲超えちゃったかーみたいに思います。

そもそもはてなスターとか。+☆をぽちぽち押したら、星の数が増えるんじゃなくて質量増えるべきじゃないのか!とか思ってますよ。思ってますとも。小粒なエントリなら矮星、徐々に大きくなりそこそこ平凡な太陽クラスのG型や超弩級のO型、何だか輝きが安定しない脈動変光星、唐突に華々しい新星や、明らかに終わったエントリなのに復活して大フィーバーするIa型超新星、何だかひきつけて止まないブラックホール。宇宙は多様であるべきと思っていますよ。

何の話だっけか。うん、つまりaqlが気付きそうな範囲内で宇宙の話題を不用意に出さないと良いと思います。或いは訳の分からない方向から食いついてくるのをニヤニヤ眺めるか、二択です。

*1:25*12*1.3[m^3]と考えたとき390[t]