PingBadge v3 alpha1

いくつかのサーバでテストを開始。まずはv3事情を書いておく。

betaはどこに行ったか

これまで、PingBadgeはalphaという事にしていた。(当然version 1の。)かなり安定して動いていたので、いい加減betaで良いじゃないかと言う気もしていたんだが、私的にはbetaへは大きなステップが必要だった。それはmod_perl対応。CGI駆動のPing受け付けシステムとはいえサーバ的に動かすのだから、mod_perlへの対応でレスポンスを上げるのは必要な事だと考えていたのだ。が、mod_perl対応はなかなか…(何か精神的な)敷居が高く、伸ばし伸ばしになり…。そうこうするうちに長い時間が経ってしまい、さすがに新しい思想や設計を盛り込みたかったので、一気にメジャーアップにする事にした。

version 2はどこに行ったか

どこと言われれば、私のHDDだと言うのが適切だろうか。動作テスト手前まで作ったんだが、その段階になって突如として新しいアイディアが浮かび、設計からやり直した。そんなわけでversion 2は欠番である。

新機能は何か

特にないと言うか、現段階ではv1系にも届いていない。使用できるインターフェイスはXMLRPCのみだし、出力はHTMLのみ。

保存がSQLiteになっていて、xptの実績から結構大きなデータベースになっても大丈夫らしいということが分かっているので、それなりの量を保存できると言うのが目新しいだろうか。一応この後MySQL対応も予定していて、既にテストに入っている。DBIは多少の変更で後は動かせてしまうので、その辺は便利かも。

あと、XMLRPCのweblogUpdates.pingだとウェブログの名称とURIしか取得できないが、そこからさらにLWPでウェブログのデータを取得し、RSSを見つけ出して最新エントリーの内容を得、出来るだけフィールドを埋める、みたいな事を実装しておいた。そのせいで少し動作が緩慢だが。Pingリレーも実装しているが、こっちはまだテストしていない。これも合わせたときに動作があまりに遅くなるようであれば、プロセスを分離したりとかも必要かも知れない。(ただ、v1は分離無しでそこそこ動いていたし、何とかなる…と良いなぁ。)

正式に運用させるまでに予定しているのは、もちろんPhotoBox対応。これも既に書いてあって、あとはデバッグだけなんだが。

さらにもっと先への展望として、RDB対応は大きい。大量のデータを気軽に使用できるようになったので、以前あったカテゴリーの自動リンクとかそういうのも、不可能ではなくなると思う。

他の相違

設計が全く違っている。勉強も兼ねて、出来るだけオブジェクト指向っぽく仕上げたつもりだ。使用するインターフェイスは後からでも自由に拡張できるし、設定ファイルもアクセスコントロールも(多分)よりスマートになった。(と思う。)

なんにせよ、v1の作り方だとそろそろ限界かなーと思ったので、新しくしたと言うのが本音。

mod_perl対応

これは、また先の話になりそう。まずmod_perlの勉強を進めないといけないので。出来れば早めに。

コードの公開

えーと、もうちょっと動くようになってから…かな…。v1の時はalpha1からほとんど全部公開しているのだが、今回は結構いろんなところが抜け落ちているのでそうも行かない。が、なんかの拍子で出してしまう可能性は、無きにしもあらず。